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STABILITY
Chair Vassalos, D. Univ. of Strathclyde (C. Europe)
Hamamoto, M. Osaka Univ.
Reni son, M. R. AMC
ENVIRONMENTAL MODELLING
Chair Clauss. G. Univ. of Berlin (C. Europe)
Kyozuka. Y. Kyushu Univ.
DEEP WATER MOORING
Chair Aage C. DTU (Northern Europe)
Kinoshita, T. Univ. of Tokyo
SAFETY OF HIGH SPEED MARINE VEHICLES
Chair Dand I. BMT (Central Europe)
Takaki, M. Hiroshima Univ.
Doctors, L. AMC
MODEL TESTS OF HIGH SPEED MARINE VEHICLES
Chair Ranocchia. D. INSEAN (Southern Europe)
Ikeda Y. Univ. of Osaka Prefect.
(5)グループ(Groups)
SYMBOLS & TERMINOLOGY
Chair Johnson, B. USNA (Americas)
Hasegawa, K. Osaka Univ.
QUALITY SYSTEMS
Chair Strasser. G. SVW (Central Europe)
Yamaguchi. M. SRI

 

21あとがき

北川弘光
会議は順調に進行し,天候にも恵まれて快適なクルーズを楽しむこともでき,早秋のノルウェーを満喫したと書けば,会議は成功裏に終了したことになる。
しかし,セションでは,いわゆる水槽屋と船舶流体力学者とのすれ違いの討論が目立ち,会議参加者がそれぞれ異なる定義,目的をITTCに抱いて,議論を戦わせている印象を持たざるを得ない。極論すれば,技術委員会は,水槽用の過去の業績,成果を無視し,水槽屋は,ゴールはともかく研究手法としては伝統的な水槽試験手法だけでは解決できないことの現状認識の不足,と言うより認識を避けたい気持ちとが,ぶつかり合った会議であった。
理念論争だけでなく,具体的な技術課題を前にしての議論を踏まえて,ITTCの将来像を真摯に討議すべき段階になって久しい。将来像論議は,組織幹部の専任乗務ではなく,組織機関全ての課題である筈である,会議経費も次第に高くなり,会議に費やす努力,経費,工数と得られる成果との妥当なバランスが崩れつつある。ITTCは,一体何のために何をすべき組織なのか,もう一度初心に戻って考えてみたい。
私事で恐縮であるが,体詞を崩して事前の調整交渉等が満足にできず,結果として無為に終わったことを心からお詫び申し上げたい。また,試験水槽委員会委員の方々及び関係者の方々から,本会議及び関連会議に際してはもとより,平素より多くのお力添え,御助言を戴いた,ここに篤くく御礼申し上げ,深く感謝致します。
この報告は,各担当者に執筆していただいたものです。文体などが統一されていないのはそのためです。
参考までに,最近のITTC出席報告は,本会会誌第703号(昭和63年1月),第738号(平成2年12月),第775号(平成6年1月)に掲載されています。

 

 

 

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